ご挨拶

公益社団法人 日本水産資源保護協会
会長 髙橋 正征

PHOTO:会長 髙橋 正征

 本協会は昭和38年に社団法人として設立されて50年目にあたる平成25年4月1日に公益社団法人に移行しました。
 様々な意味で厳しい時代ですが、定款に書かれているとおり、持続可能な漁業の確立のお手伝いと食の安心・安全につながる活動に取り組んでおります。とりわけ、水産物の生産から消費までの流れに寄与する幅広い業務を行っております。
 現在の事業の実施状況につきまして簡単に触れますと、水産保護普及活動への支援事業につきましては、各県との連携を基に行っております。
 また、水産エコラベル認証事業の審査業務では、漁業認証も養殖認証も行っております。その中で、流通加工段階の認証も広がりつつあり、漁業協同組合直営店、スーパーマーケット、魚屋だけでなく、レストラン、居酒屋などでも、それぞれロゴマークが付けられた水産物が紹介され始めました。 また、魚病検査にあっては公共団体の検査所では取扱えない検体についても対応しており、国内外での流通上の社会に貢献する魚病検査を行っております。
 国が進めております国産水産物流通促進事業及び復興水産加工業販路回復促進事業では、それぞれ、水産物の流通の目詰まり解消、東日本大震災被災地の水産加工品の販路回復の支援を行っております。
 皆様には、当協会に対しご理解・ご協力を賜りますよう宜しくお願いいたします。